独立したフリーランスエンジニアの仕事の探し方は大まかには2通りある。営業活動を行って人材として注目してもらい、仕事の発注を受けるというのが1つであり、もう1つはエージェントによる斡旋を受ける方法となっている。この2通りのどちらを選ぶかによってエンジニアは現場での仕事にすら違いが生じるのは知っておく必要があるだろう。

同じような業務内容の契約になっていたとしても、実際に現場に出てみると現場での立ち位置がまるでことなる場合が多い。仕事の探し方によってクライアント側のフリーランスエンジニアに対する印象が異なり、それに応じた仕事を任せることになりやすいからである。営業活動を行ってきた人材の場合にはその過程で自分の能力を正確にアピールしてきているのが特徴となる。そのため、しっかりとした自己主張を行うことができ、プレゼンテーション能力にも長けている人材だという印象を受けてもらいやすい。全体の上に立って牽引できる素養があると認めてもらえるほどになるとリーダー格として現場で働いてもらう形になることがよくある。

一方、斡旋を受けた場合には面接の間のわずかな情報から人材としての素養を判断されることになる。その際に自己アピールをしっかりと行えなかった場合には下働きをする立場になってしまう場合も少なくない。それがかえって働きやすいという場合もあるので一長一短だが、仕事の探し方によって仕事内容にもギャップが生じるのは理解しておく必要がある。